自分のPCにテスト用サーバー環境を構築する!(Windows編)Web制作に携わる方にとって、ホームページの制作にはjavascriptやPHP等のプログラム言語を使う事は日常茶飯事だと思います。javascriptはともかく、PHPはサーバーサイドのスクリプトですので、動作確認はサーバー環境が必須になります。また、最近よく使われるWordPressやMovableType等のCMSを使ったWeb制作には、PHPやデータベースサーバーが必須になります。このような環境をPC内に構築できれば、Web制作は少しスムーズになります。

上記のような環境を整えるのに便利な『XAMPP』というソフトがあります。有名なソフトですので、聞いたことがある方も多いかと思いますが、今回は、このソフトを使ってPC内にサーバー、データベースサーバー環境を構築する方法を書いていこうと思います。

『XAMPP』をインストールする手順

  1. インストールファイルをダウンロードする
  2. インストールファイルを実行する
  3. 『XAMPP』のコントロールパネルを起動する
  4. 『Apache』の動作を確認する
  5. 『MySQL』の動作を確認する
  6. パスワードの設定をする

1.インストールファイルをダウンロードする

2011年4月17日現在の最近ファイルは『XAMPP 1.7.4』です。以下のアドレスよりダウンロードして下さい。
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

2.インストールファイルを実行する

ダウンロードしたインストールファイルをクリックして実行し、インストールします。インストール方法は下記のリンクを参照して下さい。
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html#2619

3.『XAMPP』のコントロールパネルを起動する

デスクトップに『XAMPP Control Panel』のショートカットが作成されているので、クリックしてコントロールパネルを起動します。または、Windowsの【スタート】メニュー→【すべてのプログラム】→【XAMPP for Windows】→【XAMPP Control Panel】を選択して起動します。すると以下のような画面が出ます。

XAMPPコントロールパネル

4.『Apache』の動作を確認する

『XAMPP』のコントロールパネルの一番上の「Apache」の右横にある、「Start」ボタンをクリックして下さい。

すると、「Apache」の右横に「Running」と表示されます。この状態がPC内のサーバーが起動している状態です。

apache_run

今度は、「Apache」の右横にある、先ほど「Start」ボタンだったものが「Stop」に変わっていますが、これをクリックして下さい。すると、「Apache」の右横に表示されていた「Running」が消えます。この状態がPC内のサーバーが起動していない状態です。

XAMPPコントロールパネル

このように、PC内のローカルサーバーは「Apache」の右横の「Start」及び「Stop」ボタンを押すことで、起動したり休止したりコントロールします。

さて、それでは、もう一度「Apache」の右横にある、「Start」ボタンをクリックしてPC内のローカルサーバーを起動させてみましょう。

動作確認は、これからです。

「Apache」の右横に「Running」と表示されたら、「Stop」ボタンの右横にある「Admin」ボタンをクリックして下さい。デフォルトのWebブラウザが起動して、『XAMPP』の起動画面が表示されますので、画面の下の方の「日本語」をクリックして下さい。すると、以下のような画面が出ます。

XAMPPインストール成功

この画面が出たら「Apache」は正常に動作しています。

5.『MySQL』の動作を確認する

次に、「MySQL」の動作確認をしていきます。

「Apache」の右横に「Running」と表示されている状態(「Apache」が起動している状態)で、「MySQL」 の「Start」ボタンをクリックして下さい。「MySQL」 の右横に「Running」と表示されます。その状態になったら、さらに右の「Admin」をクリックして下さい。すると、以下のような画面が出ます。

phpmyadmin

この画面が表示されれば、「MySQL」 は正常に動作しています。

ちなみに「phpMyAdmin」は、「XAMPP for Windows」の画面の左横のメニューにある、「phpMyAdmin」をクリックして表示することも可能です。

6.パスワードの設定をする

さて、これまでの『XAMPP』の設定のままだと、実は非常にセキュリティーの低い状態に設定されています。これは、各ツールに自由にアクセスしやすいようにしている為ではありますが、そのまま使うことはお勧めしません。

ブラウザで開いている「XAMPP for Windows」の画面の左のメニューにある「セキュリティ」をクリックして下さい。すると、以下のような画面が表示されて、セキュリティーの危険度が確認できます。この画面では、現在のセキュリティ状態を確認することができます。

セキュリティー弱

上記の画面からも分かるように、初期状態では各パスワードは設定されていません。

画面の下にある http://localhost/security/xamppsecurity.php をクリックして、セキュリティーの設定をします。

まずは、「MySQL/phpMyAdmin」の管理者(root)にパスワードを設定します。ここに、設定したいパスワードを入力して下さい。また、ここに設定したパスワードは必ずメモを取っておいて下さい。パスワードを入力したら、「パスワードを変更しました」のボタンをクリックして下さい。

apacheのパスワードを設定する

次に、さらに画面の下の方に部分にいくと、「XAMPP管理画面」にアクセスする為のユーザー名とパスワードを設定するフォームがあります。こちらにも、設定したいユーザー名とパスワードを入力し、必ずメモをとっておいて下さい。次に、「安全なXAMPPディレクトリを作成して下さい」をクリックしてパスワードの設定は完了です。

mysqlのパスワードを設定する

最後に、セキュリティ画面でセキュリティの状態を確認しましょう。

先ほど、「XAMPP管理画面」にアクセスする為のユーザー名とパスワードを設定したので、今度はログイン画面が表示されます。先ほど、設定したユーザー名とパスワードを入力してログインして下さい。

ログインしたら、「XAMPP for Windows」の画面の左のメニューにある「セキュリティ」をクリックしてセキュリティを確認してください。上から3項目が「安全」になっていればOKです。

セキュリティー強